2008年12月28日日曜日

Nintendo DSで動画と音楽


任天堂のDSについては、あまり詳しくないのですが、DSを改造やファームを変更せずにMP3や動画を再生するカートリッジを見つけました。
Games n' Music for DS というカートリッジで、20ポンド弱で購入できます。ちょっと妖しげなものですが、旅行時等に便利だと思い買ってみまたのでそのレビューを書いて見ます。
Dsmp3
中身は、カートリッジとマイクロSDカード256M、マイクロSDのUSBリーダー、CD-ROM一枚でした。
おもしろいけど実用的ではない?
形はDSのカートリッジにマイクロSDスロットがついたもので、音楽やビデオ、ソフトをマイクロSDにコピーしてDSでプレーします。やはり弱小メーカーがアングラ的に作っているものだけあって全体的には不満です。実用にはならないと思います。
MP3プレーヤーとして
曲の早送り、巻き戻し、先送り、ポーズなどができる基本的なプレーヤ。
単純な曲をプレーするという目的ではOKですが駄目なところだらけです。
まず、プレーリストが使えないのでだめ。
曲のプロパティを読み込まないのでだめ。
ファイル名に日本語キャラがあるとファイルとして表示されないのでだめ。
音質を気にして使うものではありません。
ビデオプレーヤーとして
付属するソフトをPC上で走らせてAVIやMP4ファイルを専用フォーマットに変換した後にSDカードにコピーして使います。 一応きれいに再生できますが一つ決定的な不満があります。それは
必ず最初からプレーすることしか出来ません。早送りなどで途中から再生することが出来ません。
なので映画など長いビデオを見るときなど不便です。
ゲーム
いくつかゲームが付属しているのですが、どれもクズみたいなゲームです。多分マニアな人は別なカードから吸い出したゲームをセーブして使うのかもしれませんが私は試していません。
ちなみにすべての操作は画面をタップして行います。キーパッドは効きません。
イギリスのArgosというカタログ販売のお店から購入できます。

短波ラジオの出番がない


今年はあまり趣味に時間がさけなかったため年末久々に短波ラジオのスイッチを入れてみました。
Radio Japanが停止していた:
以前出張先ではソニーのICF-SW100というラジオを持っていってNHKラジオジャパンを聴いていました。
本日久々に聴いてみようと思ったのですが、ヨーロッパ向け放送は、既になくなっていることに気が付きました。(2007年10月1日に停止したようです) やはり時代の流れですね。
BBCワールドヨーロッパ向けも停止:
代わりにBBCワールドサービスを聴こうと思ったら、こちらも2007年3月にヨーロッパ向けサービスが終了していました。BBCワールドサービスを聴くためには、地デジ音声又はネットで聴くことになります。
長波198kHzのワールドサービスもイギリス国内向けBBC4になってしまいました。
GFA22も停止していたが:
このICF-SW100は小さいながらSSBの受信も可能なので、パソコンと組み合わせてRTTYやFAXの受信も出来ます。真面目にやったことはありませんが、出張先の国の気象情報を受信してみることもできます。
これも気がついたのですが、イギリスのBlacknellにあった気象FAX局(コールサインGFA22)も停止になっていました。代わりにNorthwoodのRAF(コールサインGYA)が気象情報の発信を同じ周波数(4.610MHzその他)で引き継いだようです。
DDK2は聴こえる:
ドイツのRTTY局であるDDK2は相変わらず元気に波を出していて、私のいるロンドン近郊では一日中いずれかの周波数で受信する事が出来ます。
ということで時代は短波からネットやデジタル放送へと確実にシフトしています。今の短波ラジオが壊れたらその次をを買う理由がなくなってしまいそうです。
私の妄想では、近い将来に船で旅行に出かける予定で、旅行中は気象FAXとRTTYを常に受信しNHKのラジオJapanで日本の情報を受信しつつゆっくり過ごすつもりで居ました。実現は難しそうです。