2009年1月4日日曜日

KeyHoleTVを使ってみた


KeyHoleTVというパソコンでネット経由にてテレビ放送を見る事ができるアプリケーションをインストールしてみました。
説明は本家のウェブサイト、http://www.keyholetv.jp/にて読むことが出来ます。
出来ることを簡単に書くと、
誰かがテレビ放送を受信して、それをKeyHoleVIDEOというソフトでインターネットに公開する。(ネットへの再送信をしている)
公開(再送信)されている番組を見たい人はKeyHoleTVというソフトをインストールしたパソコンで見ることが出来る。その際どのような放送局が再送信されているかをKeyHoleTVのソフトが一覧表示してくれるので見たい放送局をクリックするだけです。
(P2Pという技術をつかっているので、それぞれを仲介をするサーバーが存在するがユーザーは特に意識する必要がないので省略)
注意すべき点は、
放送を公開しているのは一般の人のボランティアであり、放送局などが公開(再送信)しているわけではありません。よって見たい放送局が必ずしも常に見れるわけではありません。
総務省の実証試験で過去に使われたようですが、現在総務省が放送の再送信にお墨付きをつけているわけではないようです。
私の感想は、
海外に住んでいる身としては番組を見たりラジオを聴いたりすることが出来てたいへん便利です。特に、
ソフトが軽いので簡単にたちあがり、サーバーへのログインも早い。
エンコードやデコードに時間がかからないためチャンネル切り替え時にストレスがない。
但し画質や音質、画面のフレーム数は全体的に低いのでパソコン画面の端っこにてプレーしておく程度です。
テレビを見るよりもラジオを聴くほうに向いていると思います。
KeyHoleTVのソフトはあまり操作性がよいものではありません。またP2Pサーバーもそれほど安定していないと思います。
ちなみに職場のパソコンに入れてみたところ、P2Pサーバーに繋がりませんでした。ポートがブロックされているようです。
私の理解、
これは確実に著作権違反ですね。今のところ接続している人は観たところ数百人程度しかいないようなので問題になっていないかもしれませんが、メジャーになれば取り潰されると思います。
P2Pでは多くの場合送信した側が捕まってしまうので、一度誰かが捕まればおのずと誰も再送信する人がいなくなるのではないかと思います。
まあこれでお金を儲けている人はいないようですし、この程度の音質や画像ではそれほど目くじらをたてる事もないかもしれませんが、法律的には絶対にアウトだと思います。
私もイギリスのテレビやラジオをネットにて再送信してみたい気にもなりますがリスクは負いたくないのでやりません。