2012年8月28日火曜日

giffgaffがマイクロSIMナノSIM配布、ブラックベリー対応、日本へも4p/分


前回の記事にも書いたgiffgaffですが、いつの間にかマイクロSIMに対応しました。SIMをオーダーすると通常サイズのSIMが送付されて来ますが、枠を外すとiPhone等にも対応できるマイクロSIMのサイズになるというものです。
またiPhone5用のナノシムもオーダーできるようになりました。

さらにBlackberryサービスも対応したので、毎月2ポンド50ペンスを払うことによりBlackberryのサービスも使えるようになっていました。少し詳しく書いてみます。

2013年7月追記:
日本への国際電話も1分4pへと大幅値下げになりました。最強です。
特徴は:
O2の子会社で実質O2が運営してるのでカバー範囲も広い。
携帯がO2にSIMロックされてても使える。
国内通話料が格安。
月に12ポンド(2012年11月より料金改定)で通話250分、テキスト無制限、データ無制限のパッケージありなのでテキストのチャットやネットのストリーミングに最適。
giffgaff同士の通話は無料なので家族皆んなで使うとお得。
giffgaffSIMの入手はこちら
マイクロSIM:
iPhoneなど通常のSIMではなく更に小さいサイズのSIMを使うスマホも増えてきました。giffgaffではSIMをオーダーするとハイブリッドと呼ばれるSIMを配布し始めました。配布されるSIMは通常のSIMの形をしていますが、マイクロSIMの形に抜ける枠があり、必要に応じてマイクロSIMの形状にすることが出来るというものです。
日本で購入したiPhoneはSIMロックが掛かっているため利用する事は出来ませんが、現在O2を利用しているiPhoneユーザーやSIMロックが掛かっていないiPhoneユーザーはスグに利用することができます。
イギリス国内でiPhoneを購入した場合でSIMロックを外したい人は、こちらの記事を参照してください。
Blackberry対応:
今までイギリスでブラックベリーを個人で使っていた人もgiffgaffへ乗り換えのチャンスです。giffgaffがBlackberryサービスへ対応しました。但し以下の2点の注意が必要です。
ブラックベリーサービスへの加入は必ずグディーバッグと同時に購入してチェックアウトしなければなりません。グディーバッグを購入した後でブラックベリーサービスに後から加入することは出来ません。
次の月もブラックベリーサービスを使うときには、グディーバッグの自動更新をONにしなければなりません。その場合、現在加入しているブラックベリーサービスも引き続き利用可能になります。
giffgaffでBlackberryサービスを使った場合の利点としては、
イギリス国外でもBlackberryサービスが一日10メガまで無料で使えることです。つまりイギリス国外でもメールやウェブページ等を一日に10メガまで追加料金無しで利用できることです。これはスゴイサービスですね。

2012年7月24日火曜日

データ無制限SIMでやっていること


私はイギリスの携帯事業者でプリペイドSIMを使っています。プリペイドでデータ利用が無制限なのは、giffgaffとハチソン3Gだけです。 (giffgaff SIMの入手方法はこちら
では、私がデータ無制限でどんな使い方をしているかですが、主に以下の目的で使っています。(ちなにみテザリングは禁止されています)
Androidでラジオの聴取:
最近はストリーミング放送が利用可能です。最近私はクルマで移動中やオフィスにて日本のラジオを聞きながら過ごすことが多くなっています。Tunein RadioやRazikoなどというアプリをつかって聴くことができます。Tunein RadioはBlackberryでも利用が可能です。Rajikoのサービスは本来は日本国内のエリア限定サービスなのでたまに制限がかかることがあります。
Podcastの聴取:
同じく主にラジオですがAndroid携帯でBeyondPodというアプリを使って各種のPodcastを自動的にダウンロードさせて各種の番組を聴いています。
IP電話の利用:
AndroidではViberを音声通話目的で使っています。特に一日あたりのデータ利用に制限があると使いにくいのでデータ無制限が安心です。
いずれの利用方法も日本の情報を手に入れるためや連絡をとるために使っているという在英独特の使い方かもしれません。こんな使い方で、ひと月あたりにおおよそ4ギガ程度まで使っているようです。

2011年11月11日金曜日

Wildfire S 中華フォントを日本語フォントに入れ替え


rootを得たWildfire Sで色々と試していますが、以下にフォントを入れ替えた際に行ったことを記してみます。
前回の記事にも書いたとおり、私は一度再起不能になりかけています。同じ手順で作業を行なっても必ず成功するとは限りません。うまく行かなかった際の責任は取れませんので、リスク覚悟で作業をしてください。
追記:
この記事を書いている最中にも(確認のため行った作業で)再起動不可能になりました。必ずバックアップを取ってから行ってください。どうもファイルを/system/fonts/にコピーする(ファイルを入れる)際に問題が発生するようです。本来このあたりのファイル操作はセーフモードで行うべきかと思いますが、私はわかりません。
簡単な方法1:(フォントを追加するだけの方法)
まず、”mtlmr3mフォント”とgoogleでサーチしてフォントを手に入れてください。もしくは”無料フォント”などでサーチして好きなフォントを探して見つけてみてください。
手に入れたフォントのファイル名をDroidSansJapanese.ttfと変更してください。
それを一度SDカードにコピーして、コピーしたものをRootExplorerというソフトで、本体の/system/fonts/ の下にコピーすればこれでOKです。本体をリブートすれば、それ以降中華フォントは出なくなります。
この方法の欠点は幾つかの画面で日本語が表示されず代わりに□□□が表示されてしまう事です。
とりあえずやってみてこれが気に入らなければ、次の方法を試してみてください。
少し手を掛けた方法2:(フォントを入れ替える方法)
上記のフォントを追加した状態から行います。最初に欠点を述べます。この方法ではアルファベットの文字も日本語フォントに置き換わってしまいます。場合によりアルファベットの文字が貧弱に見えます。
まずフォントを入れ替える前に、/system/fonts/の下にある既存のフォントをSDカードなどにバックアップしておきます。入れ替えるフォントは以下のファイルです。
DroidSans.ttf
これをRootExplolerなどでSDカードにバックアップしておきます。
次にRootExplolerでこのファイルを消します。
その後、ターミナルソフトで/system/fonts/ に移動
> cd /system/fonts/
次にスーパーユーザーになるため
> su
と入力してから
# ln -s DroidSansJapanese.ttf DroidSans.ttf
と入力します。このコマンドは、簡単に意訳すればDroidSans.ttfはDroidSansJapanese.ttfという実体ファイルを使うという意味です。これで削除したファイルの代わりにDroidSansJapanese.ttfが使われることになります。
終了後、リブートするとDroidSansJapanese.ttf フォントを使った表示になります。

2011年11月10日木曜日

root化したWildfire Sでやっている事


以前の記事で触れた件です。
私のWildfireSはs-offというプロテクトをはずした上で、root化しています。
root化したアンドロイドの使い道はそれぞれだと思いますが、以下に私の場合を書いてみます。
注意:
Wildfire Sのroot化は危険です。読み飽きているかもしれませんが、あくまでも自己責任です。そして、これは脅しではありません。覚悟のある人のみ実験を行ってみてください。実際私の場合以下のトラブルに遭遇しています。
Wildfire Sのフォントを単純に入れ替えた際に、立ち上がり画面でリセットが発生し、電源ON、OFFの無限ループに陥りました。理由がわかりません。 幸いブートローダーは生きていたので、ロードだけは出来たので復活させることができましたが純正ソフトをバックアップしていなかったため別ソフトを入れることとなってしまいました。
先週は別なアンドロイド(WildfireSではない別の機種)1台を立ち上がらなくしています。こちらはリカバーできません。root化してあった機種で、OTAアップデートが利用可能だったので指示にしたがって進んだところブートローダーさえも動作しない状態になってしまいました。
本題です。以下のアプリやコマンドはrootを取得していなければ思ったように動作しません。temp rootと呼ばれる一時的なrootでも不可能だと思います。
クロックの変更により待ち受け時間の延長:
ClockSyncというソフトを使っています。以前の記事で触れたとおり、待ち受け時間の延長については劇的な効果が出ました。
フォントの変更:
これは気に入ったフリーの日本語フォントを、リネームしてフォントのフォルダに入れます。但しWildfireSではお勧めしません。原因が不明ですが私の場合、ブートの際のウェイクアップ画面でリセットしてしまい無限ループに陥る状況になってしまい危うく、再起不能になってしまうところでした。なぜフォントを入れただけで、問題が発生してしまったのかはわかりません。ウェブで調べると、私の他にも同じ問題が発生してしまった例があるようです。
手順を別記事にして書きました。
アプリのSDカードへの更なる移動:
アンドロイドのバージョン2.2以降では一部のアプリはインストール後にSDカードへ移動することが出来ます。これにより電話本体の内部メモリーのアプリによる占有を減らすことが出来ます。ここで行う方法は、さらに多くのアプリをSDカードに移動する方法です。この方法は元々あるのですが、ウェブ上で調べると「PCにソフトをインストールし、USBで端末とつないで、ターミナル上から…等」と複雑なので、私の場合は以下の方法で行ってみました。
アンドロイドマーケットでターミナルソフトを見つけインストールする。それを開いて以下を入力。
> su
これでスーパーユーザーになる。その上で以下のコマンドを入力。
# pm setInstallLocation 2
この状態で書くアプリを見てみると、SDカードに移動できなかったアプリが移動できるようになっていることがわかると思います。例としてViperは9MByteもの領域を使っているのたのですが、SDカードに移動することが内部ROMを節約する事が出来ました。一応元の状態に戻すには
# pm setInstallLocation 0
とすれは元々の状態になります。その際もSDメモリに既に移してあるアプリが電話の内部に戻ってきてしまうことはありませんし、SDカードに移動したアプリはアップデートをしてもSDカードに保存されます。
NTPサーバー同期:
ClockSyncというアプリを使っています。クロックの速度を変更したら時計が大幅に狂うようになってしまったので導入しました。
ファイアウォール:
DroidWall - Android Firewall というアプリでアプリごとのネットアクセスを規制するファイアウォールを導入しました。バックグラウンドでアプリが勝手に通信をする事が気に入らない事が理由です。データをケチっているわけではありません。但しローミングなどの際にデータ通信料を最小にする事も期待できます。
広告をブロック:
AdFree Androidというソフトは各種アプリの無料版などで表示される広告の多くをブロックしてくれます。理由はsystemのhostsというファイルにてそれらの広告のIPアドレスへのアクセスを意図的にブロックしているからです。導入して気に入らない場合は、アンインストールする前に必ず「元に戻す」という意味のアイコンをクリックしてからアンインストールしてください。そうしないとhostsというファイルが残ってしまいます。またこのアプリを導入することにより一部のアプリ(例としてCB Radio Chat)がうまく動作しない場合があります。
地域限定のアプリをダウンロードする
一部のアプリは海外から検索しても出てきません。たとえばRazikoなどは海外でサーチしても出てきません。そのためダウンロードもできません。MarketAccessというアプリは携帯電話会社を一時的に偽造することにより地域限定アプリをアンドロイドマーケット上にて表示、利用できるようにすることが出来ます。
アプリのパックアップをとる
一部のアプリはバックアップが取れないようになっていますが、Root Uninstallerを使えばSDカードにバックアップを取ることが出来ます。また不要なプリインストールソフトも消すことが出来ます。
また気づいたものがあったら書いてみます。

2011年11月4日金曜日

HTC WildFire Sの待ちうけ時間を伸ばす


ここ2ヶ月ほどHTCのアンドロイド携帯 Wildfire Sを使っているのですが待ちうけ時間が短くて困っていました。WiFiを自動で切ったり、アプリのプロセスタイムをチェックしたり、色々工夫していたのですがなかなか満足できる結果が得られずにくれていました。やっと最近になって目に見えて待ちうけ時間を伸ばす事が出来る方法が見つかったので書いてみたいと思います。
私のWildfire Sはroot化してあります。しかしカスタムROMなどは入れていません。
簡単に言えば、SetCPUというクロックをコントロールするソフト(有料)をアンドロイドマーケットからダウンロードして設定しました。これはroot化した機種にしか適用できません。
特にスクリーンOFFの際には最低クロックを19MHzまで落としました。オーバークロックは行っていません。
注意点が2つあります。
1つ目は、128MHzは選択しても無効であるようです。選択しない方が良いです。
2つ目は、いずれのプロファイルにおいても最高速度として122MHzをセットすると固まってしまう事があるようです。
携帯をいじっている間の消費電力はほとんど変わらないのですが、触っていない間の待ちうけ時間は倍になった気がします。
ただし大きな問題があります。時計がすごい勢いで狂います。1日で1分ほどは平気で遅れていたりします。なのでClockSyncというNTPサーバーと同期するソフトを入れて3時間ごとに時間を修正しています。
*** 追記 ***
通常字の最低クロックを19MHzにしていたのですが場合によりカメラが動作しない場合がありました。そのため現在はバックライトがついている通常状態での最低速度をデフォルトの480MHzにして様子を見ています。
さらにスクリーンOFFの状態から復帰できないケースが発生しました。そのため現在はスリープ時の最大クロックを480MHzに変更して様子を見ています。

機内での暇つぶし 2011年版


以前に書いた元の記事は、こちらです。オリジナルのほうが丁寧に書いたつもりです。よければあわせて読んでみて下さい。 以下はベースに古くなった部分などを書き直して少し簡潔にしてみました。
持ち物は
スマートフォン(フライトモードにてゲームと映画)
キンドル(漫画と読書)
パソコン(ブログ記事と2ch読み)
雑誌を一冊 (電子機器が使えない時間に読む)
以下に機内での暇つぶしのスケジュールを経過時間を記して書いてみます。想定はロンドンヒースロー発、成田行きです。
0:00~0:30 離陸後の30分
電子機器は使用することができませんので、あきらめて機内誌をめくって免税品のカタログを見たり、帰りの便で買うお土産でも見ておきましょう。
0:30~1:30 携帯ゲームで暇つぶし (1時間)
ソフトは数独(スウドク)や、カードゲームなどを持っていきます。単純なテトリス、ポーカーもお勧め。
1:30~2:00 食事で暇つぶし (30分)
30分間は食事と飲み物で時間を費やしましょう。このあたりから音楽や録音しておいたラジオを聴き始めましょう。
2:00~3:00 漫画を読む (1時間)
Kindleに入れておいてもよいでしょう。音楽を聴きながら読みます。そのそろ照明を消されるころになります。でもイギリス時間ではまだ午後9時過ぎなので寝れません。
3:00~3:15 機内探索 (15分)
まあ、トイレにたったときなどに、キャビンの一番後ろや非常口ドアから15分ほど外の景色を見ましょう。CAの人は食事中かも知れません。暇そうで会話ができるなら、もっと時間がつぶれます。
3:15~5:00 映画を見る(1時間45分)
機内エンターテイメントでもよいしスマートフォンの中に入れた映画でもよいと思います。
5:00~8:00 睡眠 (3時間)
イギリス時間で夜中なので水を飲んでから寝てください。携帯機器を充電する人は寝ている間に充電しておいてください。
8:00~9:00 再度ゲーム (1時間)
9:00~10:30 パソコンをいじる (1時間半)
できればブログの更新記事を書きましょう。あらかじめダウンロードしておいた2chの記事を読んでもよいです。
10:30~11:00 食事と散歩 (30分)
到着前の食事とそれが終われば機内を散歩してください。佐渡島が見えるころです。
11:00~11:45 着陸態勢
シートベルトのサインが出るまでの間はKindleなどで漫画を読みますが、それ以降は紙の雑誌を読んで着陸まで我慢してください。
さて、ここまでで、11時間45分の暇つぶしになりました。無事、成田空港に到着です。
長旅、お疲れ様でした。

2011年10月31日月曜日

イギリス携帯プリペイドSIMの比較


最近は携帯のプランについての記事が増えてきました。それに伴い質問も多くなって来ました。そのため上記タイトルの通りのページを新たに作成しました。
もし宜しければ読んでみてください。
どうか当サイトと同様によろしくお願いいたします。