2007年4月27日金曜日

飛行機での暇つぶし


たまに日本への出張や里帰りで飛行機に乗るのですが、毎回悩みのタネです。
以下に機内での暇つぶし方法を書いてみます。
はじめに
何かに集中していると時間が経つのが早く感じます。
ヨッパライながら何かをしても飽きるのが早いので、ヒマつぶしがきかなくなってしまいます。
お酒を飲むと集中力が下がるので、よいおしゃべり相手がいる時、寝る時以外には、飲まないことをお勧めします。
さて以下が本題です。
1.PSPで暇つぶし (2時間の暇つぶし)
ソフトは数独(スウドク)や、カードゲームなどを持っていきます。
昔は安物ゲームのテトリス、もしくはポーカーゲームでした。
基本的に機内エンターテーメントのゲームはイライラするので使いません。
2.PSPで映画を見る (2時間の暇つぶし)
偽物4ギガのメモステに映画を入れて持って行きます。一応20時間のビデオを用意しておきます。。外部電源が無くとも3時間以上は見ることができるようです。
外部電源には、「お出かけ用USB電源記事」が役に立ちます。 スタンドも忘れないように。
3.食事 (1時間の暇つぶし)
出発後と到着前の2回の食事でおおよそ1時間と計算しました。
4.雑誌と漫画 (2冊で1時間の暇つぶし)
実は暗い機内で読書などをするのが苦手なので1時間としました。小説などを読めば3時間ほどつぶれるのかもしれませんが、機内で努力することは好きではないので。
ちなみに青空文庫などの小説をあらかじめA4用紙にプリンターで両面印刷してもって行くと、長い小説も数枚の紙に収まってしまうので、読んだらそのまま捨てて来るのも手かもしれません。
5.機内探索 (15分)
まあ、トイレにたったときなどに、キャビンの一番後ろや非常口ドアから15分ほど外の景色を見ましょう。スチュワーデスの人と会話ができる機会があれば、もっと時間がつぶれます。 関連記事
さて、上記で6時間15分の暇つぶしです。
6.睡眠 (3時間の消極的な暇つぶし)
反則かもしれませんが寝たくなくとも機内を暗くされてしまうのでおおよそ3時間くらい寝ることになります。耳栓が必須だと思います。関連記事
7.離着陸の前後 (1時間を暇として受け入れ)
離陸直後と着陸前の30分ずつ合計1時間程は、電子機器は使用することができませんので、あきらめて暇として受け入れています。機内誌をめくって免税品のカタログを見たり、帰りの便で買うお土産でも見ておきましょう。関連記事
ここまでで10時間15分。
8.iPodを持っていく (ながらで3時間の暇つぶし)
食事の時間などに聞いています。ポッドキャスティングの特にラジオ番組を落として入れておきます。音楽も当然OKです。あと大阪MBS朝のラジオ番組、「ありがとう浜村淳です」は、1時間番組なのでダウンロードして入れてから出かけています。(これはポッドキャストではありませんが、ツールを使うとダウンロードする事ができます)
ヘッドフォンは当然BOSEのQuietComfort3関連記事です。
ここまでで、まだ10時間15分。
9.パソコンをいじる (1時間半の暇つぶし)
ノートパソコンの電池は2時間程しか使えない場合が多いので、ここでは1時間としました。飛行機内でのパソコン電源に関する記事はこちらです。かちゅ~しゃで「2ちゃんねる」の気になるスレッドをダウンロードしておいて、それを読むと時間が経つのが早いです。
また、ブログの原稿を書くと、2時間は暇がつぶせます。若しくはメールでも書きましょう。
以前はインターネットが使えたのですが、既に使えなくなってしまい残念。

さて、ここまでで、11時間45分の暇つぶしになりました。無事ロンドン到着です。
長旅、お疲れ様でした。
番外その1:機内の騒音レベルを測る (30分の暇つぶし)
次回は、パソコンで機内の騒音レベルと周波数分布を測定してみようと思います。
できれば、QC3のノイズキャンセラーの特性を測りなおしてみたいと思います。たぶん機内での利用に最適化されていると思うので。

番外その2:上空の放射線量を測る (30分の暇つぶし)
それぞれの測定場所をナビゲーションの地図を見ながら結果を表にしてみると暇がつぶれます。小型のガイガーカウンターの記事です。
実際に測定してみた記事はこちらです。

私の経験その1
東京からロンドンまで3時間ほどしかかかっていない気がしたことがあります。それは眠くて機内で寝続けたときです。離陸して食事後すぐに寝てしまい、「2時間ほど寝たかな」と思ったら着陸態勢に入っていました。
私の経験その2
モスクワ経由便でゲームをやっていたらドスンと音がして、いつの間にかモスクワの空港に着陸していた時がありました。(離着陸時の電子機器の使用は禁止されています。ご注意ください。) 成田着陸時は事前に気がつきました。
私の経験その3
機内で食後にお酒を飲んで寝た後、誰かに起こされました。気がつくと既に到着しており、客は誰も居らず、スチュワーデスなど数人に囲まれていました。(死んでいたとでも思ったのでしょうか?)それにしても通路席である私の隣に座っていた人はどうやって降りたんだ?

2007年4月16日月曜日

ノイズキャンセラーヘッドフォン無音時の違和感


ノイズキャンセラー付きヘッドフォンについて、ネット上のブログや記事を読むと、
「ヘッドフォンのノイズキャンセルが耳に違和感があり、長時間使えない。」とか、「独特の無音の感覚がなじまない」等と言うコメントを散見します。
実は私もこれらのコメントに同意します。ノイズキャンセラーで完全に無音になるわけではないのですが、独特の違和感(感動と感じることも)があると思います。
さて、無音とはどのような物か、体験したことがありますか?
私は宇宙に行ったことはありませんが、身近なところに無音室(オーディオチャンバー)があります。よって使っていないときには何時でも見学できます。(ピラミッドみたいな形のスポンジが壁に埋め込まれている小さな部屋です。)入ったことがある人はわかるかと思うのですが、部屋に足を踏み入れた瞬間にすごい違和感があります。別にアクティブノイズキャンセラーが部屋の中で動作しているわけではないのに、それと同じような違和感があります。
これを強いて言えば「新雪の山に登って、息を切らしている時、自分の息の音以外にまわりの音が一切聞こえない時の感覚」の10倍くらいの静けさです。
私の主観になりますが、一般に一定以下の不自然な静けさの中で、人は安らぎを得ずに逆に違和感を持つのではないでしょうか。 耳フィルターがその役目を必要とされなくなった時に違和感信号を頭の中で発信するような感じかな。私はノイズキャンセラーのスイッチを入れた時の違和感と、オーディオチャンバーに入ったときの違和感がとても似ていると思います。
つまり必ずしも逆位相の音が違和感を生むわけではなく、日常(主に目で見ている自分が置かれている)状況と異なった状況におかれた聴覚が違和感を生むのではないかと私は考えています。
だってノイズキャンセリングのヘッドフォンで音楽をかけて聴き始めれば無音の違和感はなくなるでしょう?
今回は技術的な話でなくてすみません。

2007年4月15日日曜日

BOSE QC3が減らすノイズを測ってみた


BOSE QuietComfort3で、どれだけノイズが削減されているのか知りたかったので、自分で簡易に測定してみようとおもいました。
音響測定器がないので、代わりにefuさんという方が作られたWaveSpectraというソフトをパソコンにて使わせていただきました。 (WaveSpectraはこちらからダウンロード可能)
マイクロフォンには、VoIP用ヘッドセットのマイク部分を使いました。
これを写真のようにセットして自分の耳とQC3の間にマイクロフォンをはさみこみ、PCスペクトラムアナライザで測ってみました。
Voip_mic Mic_and_qc3
方法:
ノイズの音源は、自宅のダクト型換気扇の下として実験をはじめました。
QC3を頭に装着して15秒間の測定で、レベルはMAXホールド(最大ノイズラインを測定)しました。
合計4種類の測定をしました。
1.換気扇を回さないで、QC3のノイズキャンセラーOFFでレベルを測る。
2.換気扇を回さないで、QC3のノイズキャンセラーONでレベルを測る。
3.換気扇を回して、QC3のノイズキャンセラーOFFでレベルを測る。
4.換気扇を回して、QC3のノイズノイズキャンセラーONでレベルを測る。
結果:
上記1、2、3と4のスクリーンショットを下に貼り付けます。
グラフでは赤い線に注目してください。
2ncoffno_noise_12nconno_noise2ncoff2ncon
さて、見難いと思うので適当に値を拾って、エクセルで表を書いて見ました。
(1番と2番の差がほとんど見られなかったため、2番のみをプロットしています。また本来はX軸は対数にしたかったのですが、ご容赦を。また一部中央で落ち込んでいる部分が200Hzです。見難い表ですみません。)
Nc_chara1
これを見ると、80Hzあたりから500Hzあたりの帯域で、10dB以上(最大16dB)の減衰が見られます。
16dBは思ったよりも少ない数値です。カタログを鵜呑みにすれば、16dBの減衰をするヘッドフォンは他にもあります。今回は、あくまでも簡易的な測り方であり、特にマイクロフォンの低音域の特性などいい加減なもんかも知れませんが。またノイズキャンセラーのマイクロフォンにもダイナミックレンジがあるハズな為、最大限のノイズキャンセレーションを発揮できる騒音レベルと言うものもあると思います。
とりあえず今回の実験から見られる特性としては、350Hzまでは、ノイズキャンセレーションが効いている。それ以上の帯域になってくるとキャンセレーション量が少なくなる。そしておおよそ1kHzの点からはキャンセレーション無しとなる。
人間の耳の感覚なので、数値で一概には表しにくいですが、やはり「ノイズが減るため外部からの人の声やアナウンスが聞こえやすくなる」という傾向は出なさそうです。
1KHz以上の電話のベル等の音は影響を受けていませんが、耳にパッドを当てているだけでも聴きにくくなるということをお忘れなく。
ノイズキャンセラーにより「聴いている音楽のボリュームを不要に上げずに済む」もしくは「ヘッドフォンからの音楽に集中できる」という効果はあると思います。
BOSE先生、これでよろしいのでしょうか。

2007年4月14日土曜日

USB電源 お出かけ用


普段、出張の際などに、予備電源として私はこんなものを携帯しています。
Usbpower1Usbpower2
これって充電して使えるUSB型電源です。
使い方は
充電は付属のアダプタかパソコンのUSBから付属ケーブルで上のプラグに繋いで(IN)電気をためておきます。
そして必要な時には、上部のUSB端子(OUT)から機器に繋ぎます。
使い道は(私の場合)
飛行機に乗っている最中のPSPに電源供給。
移動中に携帯電話に充電。
iPodに充電。
まあUSBから電源供給できるものや、5Vで動作するものはこれでOKです。
写真で見てのとおり、コンセントからUSBの5Vにするアダプタやケーブルが付いている(おまけにワールド電源対応)ので、これ一式を持っていくと他の機器のACアダプタを持っていかなくとも済んでしまうのでお得でかさばりません。
PowerBank slim W-ZERO3 Black FPS220WZB(Amazonリンク)というものです。デジタル機器を持って出張する人には便利なグッズです。

2007年4月13日金曜日

飛行機のパソコン電源


長距離の飛行機に乗ってパソコンを使用したい場合に問題となる事は電源。
電源さえあればDVDも見れるし仕事も快適にこなせます。
さて、今回は飛行機のパソコン用電源の話です。
私の知る限りでは、航空会社により異なる2種類のパソコン電源が存在しています。
機内パソコン用電源は航空会社が設定しているものなので、以下はあくまでも参考として利用してください。もし実際が異なっても責任は取れません。
1.家庭用コンセントと同じタイプの電源のもの
家庭で使う時と同じように、普段使っているアダプタをコンセントをさしてパソコンを使います。この場合、専用アダプタ等を用意する必要がありません。いつも家庭などで使っているアダプタが使用できます。
ロンドン便では、
ANAのプレミアムエコノミーとそれ以上のクラスで利用可能なようです。
JALは機材により異なり、
ボーイング777の場合、座席番号33より前の全ての席 (これはエコノミークラスも含まれます。
当然ビジネス、ファーストも)
ボーイング747の場合、ビジネスクラス以上の席で利用可能なようです。

2.飛行機専用の電源アダプタが必要なもの
下の写真のような飛行機専用の電源アダプタを購入してパソコンにつないで使います。またパソコン側への差込口は機種専用のものを同時に購入します。(付属している物もあり)
参考のため、飛行機側への差込口の拡大写真も貼り付けておきます。
AirpowerAirpower_plug
Amazonへのリンク Targus PA360B ユニバーサルAUTO/AIRアダプタ
この専用アダプタは、飛行機および車のシガライターで利用でき、価格は1万5千円くらいで手に入ると思います。
ロンドン便では、
バージンアトランティックのプレミアムエコノミー以上のクラス。
ブリティッシュエアウェイズのビジネスクラス相当以上で導入されているようです。

便によりパソコン電源がつかえない場合もありますので、事前の確認や注意が必要です。

Memory Stick偽物の見分け方


今度は、4GのメモリースティックDuoをebayオークションで買いました。
以前もebayで2ギガのメモステを買って、それが偽物(模造品)であったという記事を書きました。
そのときの偽物2ギガは20ポンドでしたが、今回は4ギガが23ポンドでした。予想通り今回も偽物でした。
Memory Stick Duo 4G偽物
現在は外見からの見分け方は困難です。
開封前にパッケージから
今回のパッケージの印刷を見る限りでは、判別は不可能に近いと思います。また今回のものは英文で書いてあるため日本語の微妙なフォントの不自然さや、文字の間違えを見つけることはできません。
ただしよく見ると、メモリースティックアダプタの表面にプリントしてある文字がきれいではありません。傷のようなものが見えます。
また写真では中央にメモステが君臨していますが、実際は外れてパッケージの中のどこかに紛れ込んでいました。本物はそんな状態で売られる筈がないと思います。
開封後にPSPメニューからマジックゲートを確認
PSPならば、わざわざ著作権保護つきの音楽を使って実験することもなく、メニューから判別できます。
PSPにメモリースティックDuoを挿入してメニューから「ゲーム」→「メモリースティック」を選びます。ここで「△」ボタンを押すと「情報」いうメニューが出てきます。ここで「○」ボタンを押すと、
ユーザー容量 ○○○MB
空き容量 ○○○MB
と表示され、さらに
マジックゲート xxx
と表示されます。ここのxxx部分が、本物なら「対応」もしくは「非対応」(非対応の本物はメモリースティックにMAGICGATEの文字が書いていない。その上で非対応と表示される)
偽物は、この部分に「不明」と出てくるはずです。
今回の出品者も口座名から、イギリス在住の中国系の名前の人でした。
その他にebayにて128MBのメモリースティックDUOのバルクを携帯電話用に4.5ポンド(約1200円)で落札した事もあるのですが、こちらは本物でした。当然上とは別な人です。

2007年4月12日木曜日

BOSE QuietComfort 3を比較


最近BOSE社のQuietComfort3を買いました。 ネットのレビューでは、結構ほめまくられているように見えます。
前回は、Panasonicのノイズキャンセラーヘッドフォンの記事を書きましたが、今回は私が独自の比較をしてみたいと思います。
QC3のノイズキャンセル特性について興味がある方は、別に書いたBOSE QC3が減らすノイズを測ってみたのページもご覧ください。
音が良い悪いなどの評価は他に任せて、ノイズのキャンセル機能について下記のものと比較しました。(アクティブ方式、パッシブ方式と両方のノイズキャンセルを取り混ぜています。)
追記:
下に書くことは、換気扇のノイズで試験したものです。別な機会で実際の飛行機に乗った際に実験したところ遮断されるノイズの量は、QC3と耳栓は同程度だと感じました。どうもQC3は機内のノイズ対応に向けて最適化されているのではないかと思います。
BOSE QuietComfort3、有名メーカー製カナル型イヤフォンPanasonic RP-HC70、最後に耳栓です。
BOSE QuietComfort3カナル型イヤフォン
Panasonic RP-HC70耳栓
音楽をかけていない状況で比較しました。以下は全て私の耳感です。
まずは、
うるさいダクト型換気扇の下のノイズ除去
1位.耳栓
2位.BOSE QC3
3位.カナル型イヤフォン
4位.Panasonic RP-HC70
やはり耳栓が一番でした。さすがのBOSEのCQ3もかないませんね。 意外にカナル型イヤフォンが健闘しました。やはり耳栓効果が効いたようです。
Panasonic PR-HC70はノイズキャンセルが効いているのですが、ノイズの音質が変わるという感じ。ノイズ自体も小さくなりますし、ゴーっという低い音を吸い取ってくれるので人により快適かもしれません。ちなみにこのヘッドフォン、JALのビジネスクラスで使われているSONYのノイズキャンセルヘッドフォンと同程度の実力を有しています。(機内で比較してみました。)
ノイズ以外の音の聞こえ良さ
1位.Panasonic RP-HC70
2位.BOSE QC3
3位.カナル型イヤフォン
4位.耳栓
意外な事にRP-HC70が一位に輝きました。これは耳に乗っかっているだけなので外部の音も聞こえやすいのではないかと思います。逆に言えば音楽を聴いている時の「音漏れ」も一番なのではないかと思います。
BOSEは意外と耳にフィットしているので会話なども聞こえなくしてしまうようです。もしくはノイズ以外の音もキャンセルしているようです。 QC3を装着したら今まで聞こえなかったノイズに埋もれた音が聞こえるようになったという事はありません。 実際にノイズ音源のそばで、ラジオの会話をスピーカーで流してみても、BOSEなら小さな音でOKということはありませんでした。 よって「地下鉄内でも案内放送が明瞭に聞こえる」と言い切ってしまってよいかには疑問があります。(私は短波無線通信で鍛えた耳フィルタを持っている?) 静かに集中している時に突然聞こえてくる案内放送に気づきやすいという感じだと思います。実際BOSEのQC3はQC2のように耳全体を覆わずとも、QC3の低反発イヤパッドにより「耳の穴」については完全に覆われています。
さて、たった二種類の比較ですが、これに本来のヘッドフォンの価値を追加すれば、大体用途別にどれを選ぶべきかは決まってくるのではないでしょうか。 例えば、
飛行機で静かに過ごしたい:
耳栓ではないでしょうか。寝返りをうっても壊れませんし。
飛行機もしくは電車内で音楽を聞きたい:
BOSE、その次にカナル型ヘッドフォンではないでしょうか。
車の助手席で静かに過ごしたい:
BOSEはコードが取り外せます。RP-HC70でも良いですがコードは取り外せません。一応会話も出来るので耳栓よりはマシでしょう。助手席で耳栓されたらいやですね。
職場の測定器に囲まれた実験室:
BOSEが良いのではないでしょうか。耳栓したら電話や会話ができません。でも音楽を聴いているという誤解が解けないかもしれません。職場で浮いてしまうかも。
一人静かに街を歩く:
BOSEかRP-HC70、もしくは耳栓でしょう。でもBOSEでロンドンを歩くとひったくられそうで恐いです。ちなみに足から伝わってくる音はBOSEでも消せません。耳栓は足音のみならず自分の咳払いや呼吸音、鼻歌が頭の中で響きます。でもBOSEはそれほど響きません。(しいて言えばカナル型以下であり、カナル型は耳栓に近い)。RP-HC70にいたっては普通どおりに近いです。
まとめ
BOSEであれ、PanasonicのRP-HC70であれ、ノイズキャンセラーのスイッチをOFFにするたびに、「こんなにノイズに囲まれていたんだ、すごい技術だなあ」と毎回感心します。
ここで性能を勘案して上記のように使い道を考えると、RP-HC70の中途半端なノイズキャンセラーよりもBOSEはその優れたノイズキャンセラーの能力から使い道がとても多いことがわかります。よって値段さえ問題にならなければ、大変良い商品だと思います。なにより良い音で音楽が聞けます。
ノイズキャンセラーのヘッドフォンが欲しい場合は、耳栓やカナル型ヘッドフォンと比較する事をお勧めします。ヘッドフォンとして考えた場合、上記の通り、カナル型ヘッドフォンが中途半端なノイズキャンセラーヘッドフォンに勝ってしまう場合もあります。なので上記を参考にどのような場面で使うのかを考慮して購入したほうが良いと思います。
極端に言えば、飛行機ではBOSE等を使わずに、耳栓をしながらその上に飛行機で渡される普通のヘッドフォンをかけて中音量で音楽を聴くことだって可能なんですから。でも廻りに迷惑にならないように注意してください。
それにしてもQuietComfort3、値段が高すぎるとおもいます。(イギリスでは275ポンド、約6万5千円で販売中)

2007年4月8日日曜日

失敗したノイズキャンセラー


最近ノイズキャンセラーがついたヘッドフォンが目に付くようになった。
飛行機に乗ったときなどに重宝しそうなので2年程前にひとつPhilipsの製品を買ってみました。Philips HN060というもので、はっきり言って全くノイズを低減させなかったため返品してしまいました。
その後、Panasonicから出ているRP-HC70というノイズキャンセラーヘッドフォンを買ったのだけど、ノイズキャンセルは効いているのですが、効きがいまいちなので、ちょっと分解してみました。
中を開けると小さな可変抵抗が2つありました。これらを調整すると、ノイズのキャンセルが調整できました。
ためしに換気扇の下で調整してみたところ、スイッチを入れるとまるで水の中に入ったようにノイズを低減するようになりました。
これで車にのって、スイッチをONすると「スーッ」とエンジン音や走行音が消えていきます。アクセルを踏むと、「ブーン」という音でなく、「フーン」と音がします。この結果に気を良くし、これをカーオーディオに接続したら車内が静かになるかを実験してみました。
配線は、ヘッドフォンのスピーカーに接続されている線を、ピンジャックから出力してカーオーディオに入力してみました。
結果は失敗。可変抵抗を調整(フェーズが変わる)しても全くノイズは軽減されませんでした。(一応ノイズを拾うためのマイクも生きているのですが、なぜか全くノイズを軽減してくれません。) マイクをスピーカーからアイソレートしても駄目。
これって絶対にノウハウがあるはず。単にマイクで拾った音の逆フェーズをノイズにぶつけて音を消しているだけではないと思います。(逆フェーズを耳に注ぎ込んでいるという感じはしますが…) ちなみに通常のヘッドフォンは右の-(マイナス)は、左の-でもありますが、このヘッドフォンはそのようになっておらずクロスしていました。(通常のヘッドフォンがこの状態でモノラルの音源を聴くと頭の中で音がキャンセルされてしまうと思うのですが。つまり逆位相の音が出る状態に配線されているように見える)
ヒントは、耳の中もしくは頭の中で音を消しているという感じかもしれない。
今度スコープでノイズキャンセル時のヘッドフォンからの出力波形を見てみよう。
確かボンバルディア機は、機内にノイズキャンセラーが搭載されていると記憶しています。
素人がそんな簡単に装置を作れたら、メーカーも苦労しない?

2007年4月1日日曜日

プリペイドSIMのPIN番号


イギリスでプリペイドカードを購入した場合、PIN番号がわからないので不自由しますが、実際は以下の番号が使われているようです。SIMカードにPINを設定することにより、カードや携帯を落としたときなどに電話帳の中身などを見れなくすることが出来ます。
でもこのPIN番号、3回間違えると、SIMがロックしてしまいます。(途中で電源を切ってもカウントは残ります。)
その場合カードが使えなくなってしまいます。同時にチャージされているクレジットも使えなくなってしまいます。
よって以下の番号を試すときにはすべて自己責任でお願いいたします。
初回で失敗したらそれ以上試さないほうがよいかと思います。
結果について当方ではまったく責任をとりませんし苦情も受け付けません。
プリペイドのデフォルトPIN番号
Orange= 1111
Virgin Mobile= 7890
Vodafone = 0000
O2 =5555 (未確認)
T-Mobile = 1210 (未確認)
Fresh = 1210 (未確認)
easyMobile = 1210 (未確認)
プリペイドのデフォルトPIN2(すべて未確認)
Vodafone = 1111
O2 = 6666
PIN入力に3回失敗してロックしてしまった場合は、PUKという番号を入力しなければなりません。このPUKはSIMに個別に独自の番号が与えられているので、ネットワークオペレータのカスタマーサービスへ連絡して番号を教えてもらう必要があります。(有料だと思います) さらにこのPUKを10回間違えるとSIMは完全にロックしてしまいます。
プリペードSIMなど、落としてもユーザーの金銭的な損害が限られるカードについて、カスタマーサービスの手を煩わせたくない事が理由なのか、各オペレータは、積極的にPINを教えていないようです。
本件、当方ではまったく責任をとりませんし苦情も受け付けません。自己責任でお願いします。

飛行機に乗るときは正装


まあ正装と言ってもこの場合は、スーツ程度という意味で考えてください。
うわさでは、カウンターにてアップグレードされる確率が上がるそうです。
ただし、以前の記事にも書いたとおり、現在は、
「搭乗クラスに空きがないこと」、が前提条件となっているようです。
その上で、順位は、
「上位マイレッジ会員」が優先のようです。
さらに当日に出発カウンターでマイルやアップグレードチケットをつかってアップグレードを行うサービスが導入されてからは、チェックイン時に一般の人が、おいそれとアップグレードはしてもらえないようです。
私もこの3年程は、アップグレードされる事がほぼ皆無になってしまいました。
ちなみに航空会社の社員や家族が特典航空券にて飛行機に乗る際には必ずスーツを着るように指導されています。自社便、他社便にかかわらずです。
大昔は空席さえあれば、何回でもどこへでも無料で行けましたが、今はあらかじめポイントを購入してそのポイントで空き席があれば飛行機に乗ることが出来るようになっています。(当然マイレッジの会員にもなることは出来ません)