2011年7月15日金曜日

イギリスのアンドロイド携帯 エントリーモデル


最近イギリスでは、アンドロイド携帯の中でもエントリーモデルと呼ばれている物が大変安く出回っています。私が最近購入した物としては、T-Mobile UKから売られているT-Mobile Pulse Miniは、T-Mobileのホームページから19ポンドで購入しました。また別に、Vodafone UKから売られているVodafone Smartという機種はVodafoneショップで60ポンドで売られていたので購入してみました。それぞれSIMロックされているので、PulseMiniは10ポンド払ってアンロックコードを入手してそれを解除、Smartも20ポンドでVodafoneに連絡して解除してもらいました。
Vf_smart_white
いずれも購入時には日本語対応されていませんが、そのままアンドロイドマーケットからMoreLocale2というソフトを入れることにより日本語の表示が出来ます。さらにOpenWnn plusというソフトを入れれば日本語も入力することが出来ます。一部のフォントについては中国フォントっぽいのですが、あまりいじりたくないのでそのまま使っています。
これらのアンドロイド携帯の評判ををウェブ上で見ていると、結構けなされていて高い評価はもらっていませんが、なにぶん安いこととアンドロイド携帯の機能を使えることを考えると、私は結構良い買い物をしたのではないかと思っています。
それでもこれらの安いアンドロイド携帯で致命的だと思われることは、
バッテリの持ちが悪いこと、
画面が小さいためキー入力がしにくいこと。
等が挙げられます。
今回19ポンドで購入したT-Mobile Pulse Miniについてはタッチパネルが抵抗膜方式が使われており、主にスタイラスを使うことが考慮されているようで、あまりおすすめは出来ません。
でも私の場合、この機種についてはストリーミングラジオのソフトを入れてラジオ専用にしています。これで日本のラジオ放送を約3分遅れのほぼ生放送で聴いています。自宅のWiFiで使う場合はSIM無しでも使えますし、たまにドライブをする場合は、3Gのデータ通信を使ってストリーミング放送を聴いています。ちなみにThreeの場合、50ペンスを払うとその日一日に120MByteまで使えるのでおおよそ4時間分のストリーミング放送を車内などで聴けることになります。
やっとイギリスでも移動中に日本のラジオ生放送が聴けるようになったと思うと、携帯電話の進化とネット社会に感謝です。これはアンドロイド携帯ならではの使い方でiPhoneやブラックベリーでは出来ませんね。
Vodafone Smartについては普通の使い方をしています。アンドロイドのバージョンは2.2ですが画面のピンチができません。またアドビのフラッシュをインストール出来ないことが残念です。でも超小型スマートフォンとして十分役目を果たしてくれています。さらに毎日自動でポッドキャストをダウンロードしてくれます。
この先、まっとうな大きさのアンドロイド携帯を買うべきか迷っています。
同じような使い方をしたいけどわからない方はリクエストいただければもう少し詳しく書きます。
注1) 現在Vodafone Smartはウェブで値上げされ75ポンド(10ポンドの通話料込み)で販売されています。10ポンドはアンロック時の支払いに使えます。
注2) T-Mobile PulseMiniは現在Webでは売り切れのようです。