2008年10月9日木曜日

RDS TMCによる交通情報


ヨーロッパにもカーナビの画面に現在の交通情報を表示するためのシステムがあります。
これはRDSと呼ばれるFM文字放送の技術をつかったものでRDS-TMCと呼ばれています。
私の運転する車のカーナビにもついているのですが、イギリスに限って言うと、
1.情報が遅い(リアルタイムと言い難い)
2.間違えが多い(そもそも間違っている)
という事がネックで、あまりあてにはしていません。
私は毎日高速道路をつかって通勤しており全行程で片道おおよそ1時間強かかります。
そのためリアルタイムの渋滞情報が必須なのですが、よっぽど酷い情報が出ない限り迂回路を使いません。
1の情報が遅い件ですが、おおよそ15分ほどのラグタイムがあると思います。自分が実際に渋滞の列にならんでからしばらくして画面上に情報が出ることがしばしばあります。
2の間違えが多い件についても、通行止めの表示が出ているにもかかわらず、通行止めになっていた気配さえないこともしばしばあり、本日は、大雨注意のアイコンが出たにもかかわらず雨さえ降っていませんでした。
私が感じている事として、イギリスの高速道路の電光掲示板や電光式の速度制限表示はおおむねリアルタイムに動作していて、実際の状況を反映しているように見えるのですが、同じ情報がRDS-TMCにリアルタイムで共有されていない気がします。
イギリスでRDS-TMC付きのナビ購入を考えている人がいたら、今のところあまり価値がないと思います。
まあ見ていておもしろいとは思うのですがあまり真剣に運用していないと思います。
ちなみにイギリスでの文字情報はClassic FMという放送局の電波を使っています。

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