2010年9月26日日曜日

Kindle3のブラウザ


今回は第3世代キンドルのブックリーダー以外の機能について書いてみます。
ソフトウェアのバージョンは3.02です。
音楽再生:
キンドルではMP3のファイルを再生できますが曲名が表示されませんしストップと曲送りしか出来ません。何曲入っているのかもわかりません。
ブラウザ:
キンドルをウェブブラウズの目的で購入すべきではないとおもいます。以下に出来ないことを中心に書きます。
WiFiであれ3Gであれ表示速度が遅すぎますし当然モノクロです。
ハイパーリンクもわかりにくいですしポップアップが開けません。例えばTwitterのリンクを開くことができません。
フレームを使っているページにおいて挙動がおかしいです。
ブラウザ内の文字のサイズを変更できません。よってニュースサイト等では文字が小さすぎて読めません。ページ内のズームは出来ます。
開いているページの記事をキンドル内部にセーブして後で読む、いわゆるウェブクリップのような事も出来ません。
たまに長い時間、ブラウザが固まります。
パソコンでマウスを使わずにブラウズすることを考えてみてください。おまけに小さなキーと格闘しなければなりません。操作性はその程度です。
上記のように出来ないことが多すぎるためオマケ程度だと考えた方が良いと思います。
3Gモデルの利点:
そんなキンドルのネット機能で良いことは、3Gモデルの場合、海外100の国と地域で3GもしくはGSMネットワークを使って無料でブラウズできることです。
但し必ずしもすべての地域やキャリアでブラウズできるとは限らないようです。
もしブラウズできない場合は、キャリアを切り替えて試してみる事をお奨めします。まずHOMEからMenuに入り、Settingを選びます。その画面でALTキーを押しながらEQQと押すとネットワーク(キャリア)を選択することが出来ます。
キンドルでネットの使い道:
イギリス国内においてキンドルでブラウズする機会はなさそうです。
でも私は年に一度、家族でアフリカ大陸や南の島のビーチリゾートホテルに行きます。そのような場所では日本の情報を手に入れることが出来ません。ホテルからはインターネットに接続できず、日本の新聞やテレビも見れないので唯一のソースはスマートフォンになります。但しデータ1メガあたり6ポンドもするのであまり見ることが出来ません。こんなときキンドルならばウェブ経由で日本語のニュース、さらに日本の英字新聞を購読しておけば3G経由で自動配達されてくるので便利だと思います。これはWiFiモデルでは不可能です。
結局私のキンドルは僻地への旅行時にブックリーダーとして情報端末として、旅のお供になる予定です。

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